パソコン設定 福岡|出張サポートのT&MPCサービス福岡 の日記
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DNSChangerウィルスの危険性について
2012.06.09
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DNS Changerというウィルスが話題になっているようだ。
このウィルスはDNSの設定を勝手に変更するらしい。
DNSというのはごく簡単に言えばパソコンをアドレスで指定されたサーバーとインターネットでつなぐ仕組みである。
アドレスバーに指定された文字列をIPアドレスに変換する役割を持っている。
普通はプロバイダーが指定したDNSサーバーを利用するのだがこれが犯罪グループが準備した全く別のサーバーに置き換えられてしまう。
これによって偽のサイトにアクセスしてしまう被害が発生する。
つまり、ココログというブログだと思ってアクセスしたサイトがコロログだったりするわけだ。
この犯罪グループは2011年11月にFBIによって逮捕され、不正なDNSサーバーは正常なものに置き換えられた。
これによってDNS Changerに感染しているパソコンも現在のところは正常にインターネットに接続できている。
ただし、このDNSサーバーが運用されるのは2012年7月9日までとなっている。
この日を過ぎるとまともにインターネットに接続できなくなるパソコンが出てくる。
JPCERT/CCなどがDNS Changerの感染の有無を調べるサイトを公開している。インターネットを利用しているユーザーは、念のため、DNS Changerに感染しているかどうかを調べてみたほうが良いだろう。
下記のJPCERT/CCのサイトは役にたつだろう。
JPCERT/CCは独立行政法人です。関連サイト DNS Changer マルウエア感染確認サイト公開のお知らせ この記事を書いているパソコンは感染していないようだ。やれやれ。グーグルも感染パソコンで検索をした場合に検索結果の画面に警告を載せることにしたようだ。
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